先日、仕事の予定が空いて少しばかり時間が出来たので、今話題の「怖い絵」展へ行ってまいりました。
待ち時間は80分
入館するまでの待ち時間が120分など、すごく待つことは事前情報で覚悟してたので、上野駅構内のチケット売り場で、80分待ちと出てた時には少し気が楽になりました。
ちなみに私が会場についたのは平日の15時40分頃。入場は17時前には入館してたので60分ちょいで入れた感じでしょうか。
この人気であれば、最終日までこんな感じの待ち時間が続くのかな?と思いました。寒くなってきましたので、寒さ対策と暇対策はしたほうが良いかな。
待ち時間については、公式ツイッターが定期的にツイートしていますので、フォローしておくと混み具合の目安がわかります。
いざ入場!
さていよいよ入場です。ちょっと入り口狭いなぁと思いつつ、チケットを切ってもらって入館すると、左手で音声ガイドの貸し出しが受付があります。550円なり。88点中17点の解説が聞けるとのこと。私は借りずにそのまま展示室へ向かいました。順路は2階からになります。
順路(セクション)
展示の構成は6章に分かれています。
- 第1章 神話と聖書
- 第2章 怪物・悪魔・地獄
- 第3章 異界と幻視
- 第4章 現実
- 第5章 崇高の風景
- 第6章 歴史
鑑賞については、列に続かなくてもよく、列を崩して進んで良いとのこと。そのため、混んではいるものの、割と動きやすく感じました。ただ一方で、じっくり鑑賞したくともなかなか同じ場所に長く止まるのは難しく、さらっと流してしまった数点について後からもっとじっくり見れればよかったと後悔しました。
怖い絵とは
さて、展のタイトルである「怖い絵」とは何か。「怖い」という言葉には色々な捉え方があります。この展覧会の場合は、絵がグロかったり、おどろおどろしい表現だったりするものはほとんどありません。
絵の描かれた時代背景や絵にまつわる物語を知ることで、何でも無いような平和な絵に潜む怖さをあぶり出す。そんな怖さを感じることの出来る展示になっています。
事前に勉強して行くのがおすすめ
とはいえ、各絵画に添えられた解説はシンプルで時代背景や物語を詳しく解説はしていません。何の予備知識もなく鑑賞しても面白いとは思いますが、事前に少し情報を入れておくほうが、数倍楽しめるように感じました。
私もあまり予備知識の無い状態で入ったので、ちょっと悩んだ作品がいくつもありました。なので帰りにミュージアムショップで中野さんの本を購入して、夜の予定までの間スタバで読みふけって、そーいうことだったのか。と腑に落ちた感じでした。
- 作者: 中野 京子
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/07/23
- メディア: 文庫
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非常に興味深い展示でした。できれば会期中にもう一回行ってみたいですが、その前に少し勉強しておきたいと思います。