急に気温も下がり、残暑を楽しむ間もなく秋の気配ですね。お酒をチビリと飲みながら、読書するのに良い季節です。
元々は活字中毒な一面があるんですが、年がら年中読書をしてるって訳ではないのです。スイッチが入ると次から次へと本を読み出す感じで、どこかでまたパタリと読まなくなる。
というわけで、またスイッチが入りかかってる今日このごろです。
基本は紙ベース
電子書籍が普及した昨今ですが、私の読書は基本は紙ベースで読むことが多いですね。電子書籍でも不自由なく読めるし、利点もあることはよく解ってるんです。
ただ私は印刷や紙の匂い、ページをめくる時に触れる紙の質感、そう言った刺激が文字と一緒に入ってくるのが好きなんですよね。小説などは情景を思い浮かべながら読むと思うんだけれど、こういった刺激が脳を刺激して、より想像力を活発にしてくれるのかもしれませんね。(個人的な感想です)
あと、書店でブラブラしながら、本を手にとってパラパラめくって面白そうな本を選ぶってのも、宝探しみたいで楽しいですよね。ネットだとどうしても1画面に表示できる書籍の数が限られます。書店や図書館だと視界に数百冊の本が並んでいて、それだけでワクワクしてしまうんですよね。そこから選んだ一冊に、何か特別な気持ちが乗っかるのか、書店で偶然見つけて気に入る割合は紙媒体の本が多いですね。
私の電子書籍との付き合い方
電子書籍を全く使わない訳ではないです。Kindleも数台持ってますからね。
電子書籍は基本的には、手持ちの文庫本がなくて、急に待ち時間ができたときとかに、持ち歩ける書庫として使う事が多いですね。
Kindleにはビジネス書やマニュアル、ハウツー的な本が多く入ってますが、気に入った本は、紙のアーカイブ的にKindle版も購入して保管してます。
長期で旅行に出る時も、本はそんなに持って行けませんから、重宝します。ただ、旅に合わせて、持っていく本を吟味するのも楽しいんですけれどもね。
結局のところ紙媒体、電子媒体、どちらでも好きな方で読書を楽しめば良いんです。どちらも、長所、短所ありますからね。
今読んでいる本
さて、活字欲のスイッチが入って来てる最近ですが、読み始めたのはこちらの本。
谷中レトロカメラ店の謎日和 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
- 作者: 柊サナカ
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2015/09/04
- メディア: 文庫
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谷中レトロカメラ店の謎日和 フィルム、時を止める魔法 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
- 作者: 柊サナカ
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2016/10/06
- メディア: 文庫
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カメラがテーマの小説というのも中々珍しいですよね。クラシックカメラだからこそ成立する話世界観が面白いなと思いました。カメラをちょっとかじった人ならニヤニヤしちゃいますし、まったくカメラに興味がなくても「へ~」ってなるかと思います。登場人物で言えば、今宮側の人からでも来夏側の人からでも楽しめる感じかな。
続編が出ないかな?